0歳のママたちへ。

「ママが笑顔で育児をすることが、赤ちゃんの笑顔につながるのである」というブランドマネージャーさんのオリエンに一人の新米パパとして大きな感銘をうけ、それをぜひ形にしたいという気持ちで紙おむつブランド moony の Facebook Page の戦略企画をお手伝いしました。

Facebook 上で子育て奮闘中のママたちとパパたちの笑顔を増やしたい!というブランドの真摯な想いを日本全国に広めるために「0歳のママたちへ。」というメッセージムービーを新米ママ&パパのリアルフッテージを集めてつくりました。 

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moony facebook page はこちらです。
http://www.facebook.com/moony.japan

このプロジェクトにはいくつかの個人的な思いが詰まっております。

まず一つ目。それは去年の6月に息子が生まれ、「0歳のパパ」になったことで性格も人生観がガラッと変わり、心から幸せな毎日を送っています。出産にも立ち会うことができ、あの日を境に妻に対するリスペクトと感謝、そして母としての偉大さを心の底から感じ、それは一生揺るぎないものとなりました。そんな妻への感謝の気持ちを仕事を通じて表現させていただけたのは本当に光栄です。

二つ目は、このプロジェクトを担当させていただくきっかけとなったのが、息子の出産報告も兼ねて作った一枚の暑中見舞いでした。その暑中見舞いを受け取り連絡をくれたのが、2004年ブロガーがまだ日本では一握りしかいなかった頃に初めてブログを通じて友達になった鵜池さんでした。ブログを通じて知り合った当時、彼はソニーに勤めておられ、私はビーコンでした。お互いWEBを企画プロデュースする同志であり、DJでありヒップホップ好きとして意気投合しました。その後、彼は電通へ転職し、私もネイキッドに転職して、8年の時を経て仕事を一緒にすることができました。ブログに感謝、息子に感謝、そしてもちろん声をかけてくれたマイメン鵜池ポンに感謝です。

クライアントのユニチャームさん、エージェンシーの電通さん、映像プロダクションのFive Sさん、監督の蛭川宇志さん、コピーライターの高橋洋さん、Facebook Page 制作の電通レーザーフィッシュさん+アジケさん、コミュニティ運営のイーライフさん、フッテージと写真をご提供いただいた友人の新米ママさん&パパさん、皆さんに感謝です。

そして最後にネイキッドでの僕のクリエイティブパートナー、CD辻本忠さんおつかれさまでした!

<PS> 余談ですが、2005年にP&Gアリエール「I Love 困ったさんコンテスト」という僕のキャリアの原点と言えるプロジェクトがありまして、それもネタフルコグレさんとノオト宮脇社長というブログ仲間の協力があって実現できた仕事でした。その後にやったNIKEブカツブログも小鳥ピヨピヨのいちるさんの協力あってのプロジェクトでした。今回のムービーにもみたいもん!のいしたにさんの息子さんの写真をご提供いただきました。ソーシャル全盛の今だからあえて言いますが、長い目で見たら本当はブログが最強なのかもしれません(w

大阪のパンダと真夜中にロイホでミニティラミス食いながらこれからのWEBマーケティングについて語る

昨日は大阪の宣伝会議にてWEB広告プランニング講座の講演をしてきました。

受講者の皆さん、あたたくお迎えいただきありがとうございます。講演後もすぐにツイッターやFacebookでメッセージを頂きありがとうございました。人情味あふれる関西の方々から笑いと元気をいただき心から感謝しております!

講演後、大阪のパンダこと広告会議の川口さんと1年半ぶりにお会いすることができました。彼は博報堂へ、僕はネイキッドへと去年の同じタイミングで転職をしました。そんでもって、うちの息子が生まれる3ヶ月前に川口さんも娘さんが生まれました。「転職後、どうよ」という仕事談議から、「こども最高だよね」という新米パパ談議へと共通話題は絶えず大阪の兄弟分と楽しいひとときを過ごしました。

で、パパ談議の話はおいといて、久しぶりに今後のデジタル/インタラクティブマーケティングについて熱く語り合いました。コミュニケーション全体の中でのデジタルの立ち位置や役割、そして今後目指す方向についてこの一年で良くも悪くもソーシャルメディアの影響でガラッと変わったと実感してます。昨日の講演内容もそんな状況を受けて、デジタルまわりの話は大幅に内容を改訂しました。僕自身の仕事内容にも大きな変化がありました。ビーコン時代はデジタル中心の仕事をずっとやっておりましたが、ネイキッドに転職してからはどっちかというとTVCM系の仕事の方が多くなりました。作る側ではなく、戦略側に立って携わっている事もあり、以前よりもさらに俯瞰して従来型のTVCMとデジタル/ソーシャルメディアの役割とパワーを見れるようになりました。

はっきり言えるのがインターネットを活用する人はもはや特別な人々ではなくなり、誰もが当たり前のように使うメディアになりました。そして、ここ1年ほどのソーシャルメディアの影響は計り知れず、いままで我々がやっていたWEBマーケティングを根本的に見直さなければならない状況になったと思います。そんな中で今後どうなっていくのか、進化の方向性がよりわからなくなっているというのは正直あります。

川口さんは広告会議で10年近く日本のWEBキャンペーンの代表的な事例をほぼ全て紹介してきた貴重なデータベースの持ち主です。そんな彼が最近、日本のWEBキャンペーン年表をまとめたという話を聞きました。2002年から見ると3〜4年という周期で転換期が訪れるということで過去から未来へどうなるかという興味深い話を聞きました。内容については彼が今後なんらかの形で発表してくれると思います。新書にするには最適なトピックではと個人的に思ったので、このブログを読んでくれている出版系の方は是非(w

「継続は力なり」ですね!心からリスペクトしてるぜ、パンダ!

スタート時間も遅かったのですがラストオーダーまで粘ったおっさん二人は最後にミニ・ティラミスと減脂効果のある健康茶で締めました・・・ダイエット中なのに・・・食ってしまった・・・

今夜はこれから東京のWEB広告プランニング講座で講演です。ティラミス食って過剰摂取したカロリーを今夜消費するべく2連ちゃん頑張ります。東京の受講者の方々、(これ読んでるわけないが)よろしくお願いします。

万歩計ダイエット

まさか自分が万歩計を腰につける日が来るとは思ってもみませんでしたが、その日がとうとう来たようです。

震災後にそれまで通っていたジムを退会したのがきっかけで、なんとなく運動から遠ざかり半年ほど怠けてました。その結果おなかポッコリ中年体型まっしぐらになり、健康診断でも生活習慣病という屈辱的な診断が!数ヶ月間運動をしないだけでこんなになってしまうのかと・・・30代も後半にさしかかると恐ろしいものです。

やはり何かしらのトレーニングプログラムに従って半強制的に通わないと自分の意思だけではなかなか運動しないことを痛感し、9月末にジム通いを再開しました。2ヶ月が経過し、毎週必ず運動する習慣は戻りました。自分的にはカラダも少し軽くなり気持ちもすっきりし始めているのですが、見た目的には全く変化なし。もっと追い込まないとダメだということで、 Body Change という2ヶ月間のダイエットプログラムを始めました。

このプログラムは運動だけでなく、食事についての指導も入ります。結果が出るまでは食後のデザート、ラーメン、そしてファーストフードは食べないという約束を交わすことに。細かい話をするとサラダドレッシングもノンオイルという指示が入りました。

いままで脂肪燃焼には有酸素運動というマインドでいたのですが、中年おじさんには有酸素運動だけではダイエット効果は得られないという衝撃的な事実をつきつけられました。基礎代謝を高める為には筋力アップがマストということで地味 but ハードな筋力トレーニングを開始しました。腕立て伏せ、腹筋、レッグランジなどを20秒間全力でやり、10秒間休んでから再開という繰り返しを8セットやります。2〜3セットまでは普通にできるのですが、その後は地獄です。

仕事も忙しく、生まれてから6ヶ月になる子供の世話もあるので、トレーニングが出来るのはせいぜい週2が限界です。そこで、手渡されたのが万歩計。トレーニングが出来ない日は極力歩くことで消費カロリーを稼ぎます。ここ一週間ほど万歩計をずっと装着してるダサい人なのですが、一日の歩数だけでなく消費カロリーがわかるので興味深いです。どうやら一日の中で摂取するカロリーから自然に消費するカロリーを引くと平均300Kカロリーが余るようで、これが日々蓄積されていくとチリも積もれば状態になってメタボになっていくんですね。したがって300Kカロリー分の8000歩ぐらいを歩くとを歩けばプラマイゼロになり、理論上では太らないということになるわけです。

1週間ほどログをとった結果、通常の生活では5000歩前後が平均でした。意識して歩く量を増やさないとなかなか8000歩は達成できませんが、仕事中に少しだけ散歩したりちょっとした工夫で歩く量は増やせますのでそこまで苦しくはありません。よく言われている1万歩をクリアすれば更に良いんでしょうが、最低限プラマイゼロを意識してしばらくやってみようと思います。

今までは毎日ジョギングしたりしないとダメだと思っていたのですが、思っているだけで継続できませんでした。習慣としてもっとハードルが低い1日8000歩ウォーキングでどこまで効果が出るか試してみたいと思います。

とりあえず、結果を出す為にもブログに書いて宣言してみました。
2ヶ月後に改めて結果報告しますね。

iPhone 4S

やっと先日  iPhone4S をゲットしました。せっかくなので、そのパフォーマンスの確認も兼ねてこのエントリーは4Sで書いてます。

今回のiPhoneは妻と一緒に購入しました。容量は二人とも32GBで色は彼女が黒で、僕が白。普通は逆なのかもしれませんが、僕が一台目の3Gが白、二台目の3GSが黒だったので、三台目となる4Sも白とオセロしました。次の機種変はきっと黒にするでしょう(w

現在高校時代の同級生のEJの結婚式に出席するために新幹線で名古屋に向かっています。音楽を再生しながら、Evernoteで書いてるのですが3GSの時のようなもたつきが一切なくてサクサクにテキスト入力ができるのは気持ちいいですね。今までもiPhoneで文章を書くことは比較的多かったのですが、ストレスフリーに書けているのでこれからはより躊躇せずにいつでもどこでも書けそうです。ただ、子供と遊んでる時にiPhone片手に中途半端な状態になるのは良くないと最近思い始めたので、マルチタスキングもほどほどにしないとですね。

カメラ、FaceTime、Retina ディスプレイなど 3GS ユーザーからすると大きなアップグレードした機能をチェックし、改めてその良さを実感しつつも、想像を上回る凄さは Siri ちゃんにありました。現状は英語のみなので、限定的な使い方しかできてませんが、これぞ「テクノロジー×ヒューマニティー」を実現するアップルのお家芸でした。過去にも音声認識ツールはありましたが、それらはファンクションのみの凄さだけでそこにはエモーショナルな要素は一切存在しませんでした。それをアップルがやるとこうなるのか!と。

音声で iPhone の操作を会話を通じて行うのがSiriの特徴ですが、そこに人格を感じさせる話し方やセリフがある事で楽しさや愛おしさが加わります。この部分に相当時間と労力をかけるのがアップルらしさであり、そこに力を注ぐ事で音声認識操作がたとえ発展途上で未完成な機能であってもユーザーをワクワクさせてくれる「アップル・マジック」が生まれるわけですね。

デジタル・テクノロジーをいかにコンピュータやインターネット等に詳しくない普通の人々でも楽しく使いこなせてもらえるようにするのか?提供する質的内容は落とさずに、いかに利用する上でのハードルを低くするか?ソーシャルメディアもスマホも一部のマニアやギーク達が使う物ではなく、誰もが使うマスメディアであり、マスプロダクトになった今、本当に大切な視点だと思うんですよね。「テクノロジー × ヒューマニティー」を追求したSteve Jobs &アップルから学ぶべきものは本当に多いなと改めて痛感した今回の機種変でした。

 

久しぶりにカメラの話を

子供が生まれてから4ヶ月が経ちまして、その間なんと2500枚以上の写真を撮りました。ここまで大量にシャッターを押したのは2005年に写真の学校に1年間ほど通ってた頃以来です。子供が産まれるまでの数年間はカメラから遠ざかってしまっていたのですが、ここ数ヶ月で急激なリハビリを経て、学校に通っていた当時の感覚に戻った感じです。思い返せば、写真の学校に通ったきっかけも当時大人気だったフランス在住の日本人家族による子育てブログの写真が素敵すぎて、いつか自分でも家族や友人の写真を上手く撮りたいというのが動機でした。赤ちゃんがいる生活にもやっと慣れてきたので撮った写真や日々の出来事についても徐々に記録を残していきたい気持ちが高まってきました。 

まずは最近、新しいカメラ機材をちょこちょこ買い足したので久しぶりにカメラの話でも書こうかと思います。

子供が生まれる直前にまずはカメラ本体を最新のものにしようと思いました。今までメインで使っていた一眼レフは2005年発売の初代 Canon EOS 5D です。これは動画がとれないし、重量もずっしりと重く、外に持ち歩くのは気合いなしにはとても大変です。というわけで、HD動画がちゃんと撮れて、妻にも使ってもらえそうな軽くて小さい一眼レフ探しから始めました。流行のミラーレスも検討しましたが、最終的には Canon EOS Kiss X5 という一番オーソドックスな機種に落ち着きました。4ヶ月間使ってますが、予想以上に満足しています。初代5Dと比べて、CMOSセンサーを筆頭に、ボディの性能が格段に進化したことでカメラ任せのオート撮影の完成度の高さに驚いています。

当初はJPEGとRAWで両方とっていたのですが、KISS X5では、RAW撮影はやめてJPEGのみに途中から移行しました。子供がいると腰を据えて何か作業することが困難で、早く写真を見たがっている家族のためにも撮った写真を速やかにFlickrにアップされることが要求されます。RAW現像をして仕上がりをこだわるよりもスピードの方が感謝されるわけです。ちなみにうちの実家には自分が使わなくなった iPad 1 を渡し、妻の実家には iPad 2 がありまして、それぞれ Flickr の閲覧ソフト経由で見れるように設定しています。大変喜んで使ってくれているので、これから子供が生まれる方々にはオススメです。

KISS X5ではスピードと機動力重視、逆に5Dはカールツァイスのマニュアルレンズ+外付けストロボをつけてライティングも工夫しつつRAW撮影を家の中で楽しんでます。

最近は妻の方が良い写真を撮ってくれてまして、毎日色々な写真を見せてくれるのが楽しみです。たとえばこんな写真を KISS X5 で撮ってます。

最近は息子が完全に着せ替え人形化してまして、同じアングルでこんな写真も・・・

僕が5Dで最近撮ったのはこんな感じで、凛々しく(w

そんなわけで、最近カメラ生活を楽しむために買って良かったと思うもの4つ紹介します。

一つ目は  Canon EOS Kiss X5 とあわせて買いたいマニアックなアクセサリーです。KISSのような初級機の難点はファインダーが小さく、中級機以上のものに比べて非常に見難い。この問題を解決するためのパーツが OLYMPUS アイカップ ME-1 です。これをつけると5Dに近い大きさのファインダーに変身し、KISS X5が中級機なみにグレードアップした実感を得られるお得なパーツです。マニュアルフォーカスでのピントの山もはっきりとわかるようになります。ひとつ注意点としては、ME-1 をつけると KISS X5 のバリアングル液晶は動かせなくなるのだけご注意ください。僕は液晶を使わないので気になりませんが。 

二つ目は多くの有名ブロガーが愛用するとれるカメラバッグ。友人のいしたにさん(みたいもん! & 内閣広報室IT広報アドバイザー!)がプロデュースしたカメラバックですね。カメラと交換レンズとMacBook Air 11 inch がいい感じで持ち歩けるので大変重宝しとります。

三つ目は Ninja Strap。カメラ単体で出かける時はこのストラップが一番です。体にフィットするから、疲れないし邪魔にならないストラップです。

四つ目はRAW現像に Adobe Photoshop Lightroom 3.0 を最近使用しはじめまして、こちらもまた調子良くて気に入っております。

最終的に流行のミラーレス一眼をスルーして、スタンダードな一眼レスを選びましたが、動画をとると余計にそう思うのですが、やはりレンズが重要だと思います! スタンダードな一眼レフも捨てたもんじゃないですよ。

MacBook Air 11 inch!

From Evernote:

MacBook Air 11 inch!

念願の MacBook Air 11 inch を金曜日にゲットしました。
サイズは 11 inch と決めておりましたが、スペックについては色々と悩みつつも最終的に CPU は Core i7 1.8 GHz、SSDも 256GB のUltimate Model にしました。

4年ぶりに新しいマシーンを入手し、独特の形状も新 OS X Lion も新鮮で楽しいです。
久しぶりの新環境ですが、Mobile Me + Dropbox + Evernote といったクラウドサービスを日頃からフル活用しているおかげで設定作業もデータ移行も超簡単でした。クラウド万歳。

会社はMacBook Pro 13 inch + Cinema Display、家は 15 inch という環境なので、あくまでも持ち運び専用マシーンとしての用途で購入したのですが、Cinema Display に Air をつないで作業した印象では会社の 13 inch は必要ないかも?と思いました。今回のMacBook Airは、2010年モデルのMacBook Pro 17インチよりも速いという結果が出ているので会社の 13 inch よりも家の 15 inch よりも遥かに高いパフォーマンスが11 inchという小さい筐体に凝縮されているのは凄いなと改めて思います。

11 inch はモニターが小さくて作業をするには窮屈かなと心配しておりましたが、OS X LION の新機能である Mission Control と アプリケーションのフルスクリーンモードの組み合わせがかなりいい感じで、この機能は 11 inch のような小さい画面のために開発されたのかもと思うほど使いまくりです。メールの画面、Safari の画面、Evernoteの画面、Keynoteの画面と4つの画面を独立して存在させ、それを三本指の上下左右ジェスチャーで行き来しながら作業するという方法に慣れれば画面の小ささは全く気になりません。むしろ一つ一つの作業に集中できるような気すらします。

キーボードも打ちやすく、11 inch だから軽くて持ち運びしやすく、LIONで追加となった新しいトラックパッドの操作など、いまのところ全てに満足です。今まで以上に手軽にいつでもどこでも使えるようになりました。これでブログを書く習慣も復活するか!?
 

ネイキッドでの一年を振り返って

去年の7月にネイキッド コミュニケーションズに転職して丸1年経ちました。

前職のビーコンコミュニケーションズは「総合広告代理店」、ネイキッドコミュニケーションズは「コミュニケーション戦略会社」、ということで「総合」をウリにしておらず「戦略」の分野に特化した業態の会社です。会社の規模もビーコンは約250人、ネイキッドは15人という小さい組織です。

ネイキッドでは自分が今までやってきた仕事の延長線上のものもあれば、全く新しい仕事もあり、慣れるまで色々と試行錯誤の連続だったという印象が強いです。小さい会社ならではのチャレンジというのもよくわかりました。そんな中、お陰さまで色々な経験を積ませてもらい自分の考え方や仕事のスタイルもいい意味で変わったと思います。

転職前まではデジタルを中心とした広告コミュニケーションの戦略からアウトプットまでプロデュースしておりました。ネイキッドに来て気づいたのは、当時戦略だと自分が思っていたものはかなり浅はかなもので、アウトプット重視だったなと思います。転職してからは、デジタルに限らずコミュニケーション全般の戦略の提案を行っています。携わった案件はデジタルよりもむしろTVCM中心の仕事が多く、確実に視野も広がりました。

この1年担当した仕事を簡単に振り返るとこんな感じです。

<ユニクロ Facebook グローバル戦略>

去年の夏はまだ詳しい人が皆無に近いFACEBOOKでしたが、ネイキッドの外人社員による海外での FACEBOOK MARKETING の知識と経験を共にユニクロさんのFacebookグローバル戦略のコンサルティングを行いました。社員構成も社風もグローバルなネイキッドの良いところをこの案件を通じて実感しました。ページの制作はRoot Communications さんにご協力いただきました。

<ジョージア「エメマンバトル」クリエィティブ戦略>

エメマンバトルのコアアイディアとなる Sibling Rivarly (兄弟対決)というコンセプトをネイキッド独自のプランニングメソッドを学びながら作り上げました。このコアアイディアをベースに電通チームと共にダウンタウン+吉本芸人を起用した大規模キャンペーンへと導きました。

<Sony Walkman 「キミの知らない音プロジェクト」コミュニケーション戦略&WEBディレクション>

YUI, 清水翔太、Jasmineの三人を起用した10代をターゲットにしたキャンペーンのコミュニケーション戦略とWEBのディレクションをFrontageと共に手がけました。WEBはConcept Conception + Nide + BFP + Fishgrove + 岡田昇三さん + タカギズム という制作チームにお世話になりました。このキャンペーンをきっかけにWALKMANがiPodからシェアを奪回するという結果が生まれました。

<Sony VAIO ブランド戦略>

Sony VAIO ブランドの再定義をネイキッド独実の手法「ブランド・モレキュール」を用いて提案いたしました。ワークショップのモデレーションや、ブランドコンサルティングのノウハウをOJTで学びました。

<Home's(ホームズ)「Home's Party」クリエイティブ戦略>

不動産ポータルのホームズさんのYoutubeキャンペーンのクリエイティブ戦略を担当しました。詳しい内容はこちらの記事にありますが、僕はコンセプトメイキングの部分を少しお手伝いしました。弊社前澤がプロデュース、クリエイティブはロックンロールジャパン/清水幹太さん/村上悠馬さんのスーパーチームでした。

<Sony Headphone XB コミュニケーション戦略&クリエイティブディレクション>

商品開発/デザインしたのが友人の小宮山淳さんということで、開発者が商品に込めた思いをいかにコミュニケーションに転換するかを第一に考えてプランニングをしました。DOMMUNEとのコラボレーションを中心にEASEBACKやAOIの中村P、コピーライターの紺野さんにBFPといった素晴らしい仲間たちと作り上げた思い出に残るプロジェクトでした。ロンドンのFABRICとDOMMUNEをつなぐグローバルDJイベントが震災で中止となった事が本当に残念でなりません。

<Sony VAIO TYPE S「Power Playerに、なろう。」コミュニケーション戦略>

VAIOブランド戦略で定義した内容をベースに新製品の広告コミュニケーション戦略を担当しました。「遊びは仕事、仕事は遊び」という新しいライフスタイル提案を Intermingle Style を定義し、そういう人たちに向けた新製品であるというポジショニングをベースに電通クリエイティブチーム、コピーライターの渡辺潤平さん、Rhizomatiks、TWOTONE、GT、Concept Conceptionという面々とコラボレーションさせていただきました。

<Dyson DC26 / Air Multiplier Summer Campaign コミュニケーション戦略&クリエイティブディレクション>

企画を進めていたTVCMが震災の影響で急遽ロンドンでの撮影となり、監督も制作会社も全てロンドンのスタッフで制作しました。余震が続く日本に妊婦の妻を残してロンドンへ飛ばなければならず肉体的にも精神的にもチャレンジングな仕事でした。ダイソンは電通から出向していただいているADの辻本忠さんとコピーライターの佐藤澄子さんという素晴らしいクリエイティブチームの多大なる支えがあり、売り上げも好調で(扇風機はもちろんのこと、掃除機も)クリエイティブの効果が実感できたキャンペーンです。

以上、こんな感じの1年間でしたが、本当に多くの方々にお世話になりました事を心から感謝しております。また同時に多くの方々にご迷惑をおかけしてしまった事もこの場を借りてお詫びさせてください。

ネイキッド二年目突入。試行錯誤フェーズもそろそろ終わりにして、今まで以上に高い付加価値を提供できるように頑張っていきたいと思います。コミュニケーション戦略の分野において何かお手伝いできる事があれば是非お声がけ下さい。

今後ともよろしくお願いします。

 

人生で本当に大切なものは何か。

大震災の打撃を受けるのは今回で二回目になります。

一回目は阪神大震災。

この時は神戸在住だった家族が被災し、私は大学生で一人離れてアメリカにいました。

震災直後、私は何も知らずに実家へ電話をした為に奇跡的に電話がつながりました。「今地震があったけど、みんな無事だから」とオヤジは何気ない一言を言っただけで、普通に用件を話して「じゃあ、気をつけて」と電話をきりました。何か変だな?と思っていた矢先にアメリカ人のルームメイトが青ざめた顔をして僕を呼びにきました。「神戸が大変なことになっている!」と。TVには実家の真ん前の阪神高速が倒れている映像が流れ、それから3日間は不眠でTVの前に張り付いていました。その間、家族とは電話もつながらず余震での被害を見る度に嫌な想像だけが浮かび、それを打ち消し、という悶々とした日々を送りました。家族は結果的に無事でしたが、震災を境目に色んな事が大きく変わりました。細かいことは省きますが、家族のあらゆる環境が正常化するには10年以上の年月が必要でした。

そして今回の東日本大震災。

わたしは東京におりましたが、今回は自らが初めて体験した大きな地震でした。かなり広範囲に被災地が広がり、東京でも色々なパニック現象が起きています。ツイッターを見ても、TVを見ても、不安と焦りといたたまれない無力感との戦いです。こんな時、自分はどうすればいいのだろうかと悩んでいる人たちばかりだと思います。私もその一人です。

これは別にこうした方がいいというアドバイスとかでは決してありませんが、私が個人的に今感じている事を書き記したいと思います。

被災地の方々の支援として今すぐ動く事も大切ですが、同じかそれ以上に重要だと思うのは今後何十年と継続して復興に向けての努力と支援を一人一人が長期的視点を持って活動していくことだと思います。冒頭に書いたように家族が阪神大震災で被災した経験から思う事として、長期戦をどう戦うかが本当に大切だと思うのです。

被災地以外でこれを読んで頂けている方は、節電も寄付もしておられると思います。わたしは、JustGiving Japan友人仕事関係の信頼できる方々が実施しているチャレンジのいくつかに寄付しました。

私も含め、ぜひみんなで「今」だけじゃなく、今後何十年も継続して被災地への支援をしていけるように短距離走ではなく、長距離走の走り方で復興に向けての活動を考えていけたらなと思う今日この頃です。ヤシマ作戦もウエシマ作戦も、日本人として、そしてインターネットギークとしても誇りを持てる素晴らしい活動だと思います。だからこそ、日本文化にありがちな一過性の流行として終わらせてしまわないように一人一人が意識しなければならないと思うのです。短期的視点に走らず、中長期的視点に立ってこれから自分の人生にとって本当に大切なものは何か、ということをこのタイミングでじっくり考えること。それが今現在被災していない人たちがやれることとして、大事なひとつかもしれないなと思いました。

家族を大切にすること。そして「持たない暮らし」を自分なりに追求すること。

これからの時代を幸せに生きていくためのライフスタイル/ワークスタイルはきっと過去のものとは違う新しい概念が必要とされている気がします。そんな新時代における「これから」の広告/マーケティングの目的と役割をしっかりと考えて世の中に貢献できる人材となれるように頑張っていきたいと思います。

3.17 blogging in the dark.

<宣伝会議連載#3>ソーシャルCRMの時代へ。

年末に掲載された記事の紹介をこちらでするのを忘れていました。宣伝会議連載第三回目の記事です。今回は「ソーシャルCRM」という概念についてです。

海外デジタルマーケティング最新動向(3)
ソーシャルCRMの時代へ。

 

ソーシャルCRMというキーワードが最近海外のマーケッターの間で注目されている。 

ソーシャルCRMとは、今までのCRMの進化版として、ソーシャルメディアのプラットフォーム上で生活者との関係性を育んでいく戦略的概念である。過去のCRMは、名簿や購買履歴等のデータベースと活用した一対一の「囲い込み型」施策であった。その進化版であるソーシャルCRMは、ソーシャルメディア上で交わされる生活者間の会話をベースとした多対多の「共感型」施策だ。 

生活者を魅了する面白くて派手な企画で話題を巻き起こすのがバズマーケティングだとすると、ソーシャルCRMはさらにその先の継続的な関係作りのところまでをカバーする。海外では自社制作のバズコンテンツからフェースブック上のファンページへ人を呼び込み、そこで獲得したファンとその後も継続的に会話を続けて関係値を深めていくという手法が増えている。 

ソーシャルCRMを成功させるためには、従来の広告とCRM領域を別けて考えないという発想をもたなければいけない。その為には広告とCRMそれぞれの分野のスペシャリストを束ねたチーム作りをして、全てをひとくくりで設計して実行することが求められる。 

短期的なバズ施策と長期的なCRM施策を、フェースブック上でブリッジするソーシャルCRM戦略を実施にするにあたり、日本における最大の課題は継続的に生活者と会話を担当するコミュニティ・マネージャーをどのように育て、確保していくかだと思う。テクノロジーの問題以前に組織的な問題解決の方が困難かもしれない。 

 

written by 

ネイキッド・コミュニケーションズ 
エグゼクティブ・クリエイティブ・ストラテジスト 
渡辺英輝

野村総合研究所、ビーコン コミュニケーションズを経て、2010年から現職。ロンドン生まれの次世代型プランニング・ブティックにて裸の付き合いの本質を研究中。

宣伝会議 1月1日号掲載分より)

 

 

2011年もよろしくお願いします。

新年あけましておめでとうございます。

年男だった2010年は転職して、結婚して、引っ越ししてと、大きな転換期となりました。
お世話になった皆さまにここで改めて感謝を。
そして本年も何卒よろしくお願いします。

愛読しているメルマガ『致知』 一日一言・言葉のエネルギーで配信されていた仏教詩人・坂村真民先生の詩が2011年の個人的なテーマとしてふさわしいと思ったのでご紹介させていただきます。

真の人間になろうとするためには 
着ることより 
脱ぐことの方が大事だ 
知ることより 
忘れることの方が大事だ 
取得することより 
捨離することの方が大事だ

Naked Communications に転職して半年たちましたが、今年はさらに「裸の付き合い」を自分なりのやり方で公私共々追求して人生楽しくいきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。